UCSSは韓国に本拠地があるShadowsocks専用のプロバイダーで、中国で人気のサービスになります。
中国ではグレートファイアーウォールによってインターネット規制が厳しく、VPNを使って日本のTverやNetflixなどを視聴する人がほとんどです。
UCSSはVPNではありませんが、中国で使えるサービスとして中国在住の日本人から人気が上がっています。
当記事では、UCSSの申込から使い方までを解説と、実際に中国で使っている人たちの評判を紹介します。
UCSSの基本情報
料金 | 36.0USドル/月(3ヶ月プラン) 108.0USドル/月(12ヶ月プラン) 69.0USドル/月(カスタムオーダー) |
同時接続台数 | 3台 |
サーバー台数 | 非公開 |
サーバー設置国 | 世界各国(公式サイトを参照してください) |
返金保証期間 | なし |
UCSSは50GB/月~と転送量に制限があります、
また、他のVPNサービスのように返金保証はありません。
ですが中国での評判は高いのでメインとして使うのもおすすめです。
通信速度は高速
Shadowsocksはその設計上、サーバーへ接続が高速なことで評価されています。
スイッチをONにした直後からアクセスされるので、ストレスなくインターネットを楽しむことができます。
通信も安定しているので、利用者の評価が高いのも納得できます。
セキュリティも安全
UCSSの公式サイトには、セキュリティについて以下のように書かれています。
暗号化DNSサーバーとUCSSセキュアリレーにより、トータルセキュアなデータ通信を実現。
UCSS
Shadowsocksは通信が暗号化されているので、セキュリティレベルに関しては高いと言えるでしょう。
使用できるサーバーも多い
UCSSは日本をはじめ、世界各国のサーバーを使用できます。
アメリカや韓国、シンガポールなどのサーバーにアクセスできるようです。
ログは基本残さない
UCSSは基本的にはユーザーのアクセスを保持していません。
ただし韓国のサーバーを除くと公式サイトに書いてあったので、韓国サーバーを経由する場合は注意しましょう。
またアカウントごとの合計パケット使用量は記録されるようですが、ここから個人情報には繋がらないと思われるので安心できるかと思います。
対応端末が豊富
UCSSは、Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ルーターなどに対応しています。
トラフィック転送ルールも設定を自由に変更できるようです。
ネット規制の厳しい中国でも利用できる
インターネット規制の厳しい中国でも、UCSSは繋がるという口コミが多数あります。
実際に中国在住の日本人の方に使っていただいていますが、UCSSなら問題なくネットを閲覧できています。
UCSSの評判・口コミ
主に中国での評判になりますが、UCSSの利用者の口コミを見ると安定して繋がっているようです。
ただ一部では繋がらないという評判もありました。
UCSSを契約するときの注意として、月の通信量が50GBからとなっていることです。
インターネットで大量のデータ通信を必要とする方は、メインとして使う場合は気を付けましょう。
UCSSの申込み手順
UCSSの公式サイトにアクセスし、「UCSSを今すぐ試す」をクリックします。
初期は英語表記になっているので、Chromeの日本語翻訳機能を使いましょう。
次にプランを選択します。任意のプランで【今すぐ注文】をクリックします。
12ヵ月プランの方が割引率が高いのでおすすめです。
月間トラフィックを選択します。
通信量が大きくなるほど高くなるので、もし大量の通信を行うならVPNの方がお得かもしれません。
プランを選んだら「続く」をクリックします。
プランを選択すると、チェックアウトボタンが表示されるのでクリックしてください。
UCSSの支払い方法
申込みが完了すると支払い方法の入力画面に移ります。
個人情報、パスワード、支払方法を入力して利用規約にチェックしたら「完全な注文」をクリックします。
これで申込が完了しました。
UCSSの使い方
UCSSをiOSやAndroidで使う場合はアプリのインストールが必要です。
Windowsの場合は専用ソフトウェアをダウンロードし、ログインすることで利用可能です。
Windows UCSSの使い方・設定手順
まずはUCSSのアプリをインストールします。
インストール後、アプリをクリックします。
アプリが起動したらログインします。
接続が完了しました。
接続後はサイトが閲覧できるようになります。
iPhone(iOS)でUCSSのPltatso Lite設定手順
UCSSをiOS端末で使用する場合、先に下記4つのいずれかのアプリをインストールする必要があります。
- Shadowrocket(有料)
- Quantumult X(有料)
- Surge 5(有料)
- Potatso Lite(無料)
ここでは、無料のPotatso Liteを使って接続する方法を紹介します。
まずは、iPhoneのブラウザを開きUCSSのアカウントにログインします。
現在契約中のプランをクリックします。
下の方にある「サブスクリプションURL」をタップし、URLをコピーします。
URLをコピーできたら、Potatsoのアプリをインストールして開きます。
アプリが開いたら下の「Add a Proxy」をタップします。
「Subscription」のアイコンをタップします。
Nameには任意の名前を入力します。ここでは分かりやすいように「UCSS」としました。
Auto UpdateをタップしてONにします。
下にはコピーしたサブディスクリプションURLを貼り付け、右上の【Done】をタップします。
任意のサーバーをタップします。
ポップアップが出たら「許可」をタップします。
右上に「VPN」の表示が出ていたら接続完了です。
切断する場合は、右下の■をタップします。
iPhoneで接続が成功した後に、ABEMAやYouTubeを視聴したところ問題なく見ることができました。
UCSSは中国のネット接続でおすすめのサービスの1つ
UCSSは、次世代のデータ転送サービスで接続良好なサービスとして、中国のインターネット接続におすすめです。
特にAmazon PrimeやNetflixのような、動画配信サービスをストレスなく快適に視聴できるのは貴重です。
運営は韓国の企業ですが実績があり接続は安定しているので、中国でネットを使いたいなら候補の1つとして検討してみてください。
注意点としては通信量の問題がありますが、メインではなくサブとして使ってもいいと思います。